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2019/06/16 対応のあるt検定

対応のあるt検定
 t検定は2つの平均値の差の検定である。
データの構造は要因が1つで、水準が2つである。
要因には「被験者内要因」と「被験者間要因」がある。
SPSSを用いたt検定
t検定は[分析]→[平均の比較]から行う。
要因が「被験者間要因」の場合。すなわち2群の被験者の平均値の比較の場合は、[独立したサンプルのT検定]を選択する。
要因が「被験者内要因」の場合すなわち一人の被験者に2回の測定を行ったデータの場合は[対応のあるサンプルのT検定]を選択する。
1つの平均値について「母平均と定数が等しいか否か」の検定を行う場合には[1サンプルのT検定]を選択し、定数を入力する。
「被験者内要因」のt検定は、差のスコアの平均値がゼロであるかどうかの検定であるから、差のスコアを求めて、それが定数ゼロと等しいか否かのt検定を行っても、「対応のあるサンプルのt検定」を行っても同じ結果が得られる。



t検定(1要因2水準の差の検定)



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